東洋医学とツボ

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東洋医学とツボ


東洋医学とツボについて解説します。


東洋医学とは

 
東洋医学とは広義では東洋地域の医療のことを指します。狭義では、鍼灸 療法と湯薬療法(いわゆる漢方 )、気功、導引 の総称です。中国大陸で誕生・発展した医学が、江戸時代に伝えられ日本で発達したものです。

「気」の流れ

 
東洋医学では、人間の身体の中に、 「気」=「生命活動の源となるエネルギー」が流れる川(あるいは道)が14本流れていると言われています。その流れている川(道)を 「経絡(けいらく)」と呼びます。
その経絡の中に、身体の反応点というものが点在しています。それを 「経穴(けいけつ)」言います。その一般名称が 「ツボ」です。
人間の体には360個以上ものツボがあると言われています。
このツボに気が滞ってしまうと、人は病気になると考えられてきました。ツボを押すのは、経穴を刺激して、全身にエネルギーをめぐらせている川の流れをスムーズにするためです。

「未病」について


東洋医学では、 「未病」という考え方があります。
はっきりと病気であると診断できないけれど、どこか痛みがあったり調子が悪いな、と感じることってありませんか?
例えば、冷え、肥満、自律神経失調症、婦人科のお悩み全般、肩こり、腰痛など。
経絡マッサージでは、これらに対してアプローチし、改善が期待できます。
経絡は “五臓六腑”という東洋医学の世界でいう各種内臓につながっており、ツボを押すことで気の流れをよくし、五臓六腑の働きを良くすることで 「自然治癒力」が高まり、病気の予防・不調の改善をすることができるのです。

「五臓六腑」について

 
「五臓」とは肝,心,脾,肺,腎の5つ,「六腑」とは大腸,小腸,胆,胃,三焦,膀胱の6つをいいます。
東洋医学で内臓の総称として用いられてきたが,陰陽五行説による自然哲学的な解釈によって,各内臓の関連や機能を説明したものです。

「陰陽五行説」について

 
古代中国では、自然界のあらゆるものを陰(いん)と陽(よう)にわけました。たとえば、太陽は陽で月は陰、奇数が陽で偶数が陰、表が陽で裏が陰という具合になります。こうした思想を陰陽思想といい、この陰陽思想はやがて五行と結びついていくことになります。
五行の思想は自然界は木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)の5つの要素で成り立っているというものでした。五行の行という字は、巡るとか循環するという意味があります。5つの要素が循環することによって万物が生成され自然界が構成されていると考えられていたわけです。
この五行(5つの要素)の相互間には、相性が良いとされる「相生(そうじょう)」、相性が悪いとされる「相剋(そうこく)」、ますます盛んに強くなるとされる「比和(ひわ)」があります。
 

相生(そうじょう)

 
木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ずるというのが「相生」といいます。
この関係は永遠の循環を示すものです。
「相性が良い」という言葉はここから生まれました。
 
 
 

相剋(そうこく)

 
木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝つというのが「相剋」です。
・木は土から養分を吸い取って生長する
・土は水を吸い取ってしまう
・水は火を消してしまう
・火は金属を溶かしてしまう
・金属は木を切ってしまう
 

比和(ひわ)

 
木と木、火と火、土と土、金と金、水と水は相乗効果でますます盛んになるというのが「比和」です。
これが良い方向へゆけば「さらに良し」となりますが、逆に悪い方向へゆくと「ますます悪くなる」ということになります。

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