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院長ブログ

腎精チャージ 〜アンチエイジング〜

グリーン治療院の渡辺です。毎日寒い日が続いております。皆さん、体調良くお過ごしでしょうか?
今年は初雪、積雪もありいつもの年より冷え込みが強いですよね。
東京都心を含めこちらの人は雪に本当に弱いです。
特に怖いのが積雪した翌日の凍結です。気をつけていても転倒してしまいます。
実は当治療院スタッフも1人凍結した階段を降りてきた際に最後の一段で思い切り足首を捻ってしまい立方骨剥離骨折をしてしまいました。

本当に他人事ではありません。皆様も気をつけていきましょう。

「冬は腎が弱りやすい」
東洋医学ではこのような例えを致します。
この場合の「腎」とは常日頃言うところの腎臓ではありません。東洋医学的な概念であります。
植物が葉を落とし、動物が冬眠するように冬は多くの生物が動きを止める季節です。
人間も例外ではなく身体にエネルギーを蓄え、寒い冬を乗り切るために身体の動きも最低限におさえようとするのです。
これこそ「腎」を守ろうとする大切な身体の働きなのです。
いつまでも元気で若々しくいたいと言う事は誰もが願う所だと思います。そんな「アンチエイジング」と一番関わっているのが「腎」です。
「腎」は日々の生活や加齢現象などで減ってしまうものなのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

「腎精チャージ」こそがアンチエイジングの決め手なのです。

千年灸で暖めることで「腎精チャージ」出来ます。
今日はいくつか自分でお灸を出来るツボをご紹介させて頂きます。

【湧泉】足の少陰腎経
《部位》
足底の中央よりやや前方、五指を曲げると陥むところ。
《ツボの取り方》
五指を屈して陥むところで第2指と第3指の間の、への字形の内側頭に取る
《筋肉》
長指屈筋、足底方形筋、母指内転筋斜頭
《血管》
後脛骨動・静脈の分枝である足底動・静脈
《神経》
内側足底神経(脛骨神経枝)

 

太渓】足の少陰腎経

《部位》
足の内果の後角を去る5分、拍動部にある。
《ツボの取り方》
内果の最もとがっている(頂点)の直後で後脛骨動脈の拍動を感じる所に取る。
《筋肉》
後脛骨筋、長指屈筋、長母指屈筋
《血管》
後脛骨動・静脈、内果動・静脈
《神経》
伏在神経、脛骨神経
【復溜】足の少陰腎経
《部位》
足の内果の上方2寸、アキレス腱の前縁にある。
《ツボの取り方》
内果の上縁より2寸のところでアキレス腱前縁に取る。長指屈筋の上に取る。
《筋肉》
後脛骨筋、長指屈筋、長母指屈筋
《血管》
後脛骨動・静脈、小伏在静脈
《神経》
内側腓腹皮神経、伏在神経、脛骨神経。

腎精チャージが必要な症状(腎虚)とは、身体が重い、身体冷える、足腰寒い、物忘れ、精力減退、耳鳴り、目眩、手足のしびれ等々。
何となく、身に覚え有るものばかりですよね。
是非とも皆さんにも暖かくなる春の準備期間として千年灸で「腎精チャージ」を実践して欲しいです。

もちろん、グリーン治療院では皆様に安全、安心なお灸、腎精チャージのアドバイスもさせて頂いております。

この冬、東洋医学でアンチエイジング、始めてみるのも面白いですよね。

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