2021.08.07
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暑さからくる体調不良

暑さからくる体調不良

暑中見舞い申し上げます。

毎日、暑い日が続いております。皆様、体調よくお過ごしでしょうか?

今年の暑さは半端ない暑さですね、、、

訪問マッサージの際にはバイクで外回りをするのですが、風を感じて気持ち良い〰️!なんて言うのは一切ありません😅

体感的には35度を越えると熱風です。腕が真っ黒です!

そんな酷暑とも言えるこの夏にオリンピックが開催されています。

普段トレーニングで鍛え抜いているアスリートさえも閉口する暑さのようです🔥

男子テニスの絶対王者、ジョコビッチも試合時間の変更を申し出ていたようです🎾

これは、当然だと思います。

アスリートファーストと言いながら、30度を越える暑さのなか屋外でスポーツをするのはどうかと思います、、、

しかしながら、日本代表の活躍に毎日感動しております!

地元開催、地の利を生かして過去最高のメダルラッシュです🏅

残る競技でも日本人選手の活躍を楽しみにしています🍀

こんな暑さですから体調を壊す人も少なくありません。

熱中症や脱水症など夏特有の症状がありますが、今日は夏に良くありがちな『お腹の不調』についてお話したいと思います。

原因は幾つかあります。

①冷房の効いた部屋に1日いることで身体全体が冷えてしまうことでお腹までも冷やしてしまう。

②こまめな水分接種は大事ではあります。
しかしながらアイスコーヒーやアイスラテなどなど、キンキンに冷えた飲み物をぐいぐい飲んで内臓を冷やしてしまう。
症状としましては、お腹が急に差し込むような痛みがする。また、大量の水分接種で食欲が落ちてしまう。
また、足腰が冷えてしまう。

このような症状が良くあるようです。

今日はこのような症状に対してセルフケア出来るようなツボをご紹介したいと思います💪

【中脘】
お臍の少し上にあり、押すと痛みや圧迫感のあるツボです。
《ツボの取り方》
胸骨体下端から臍までの長さを8寸として分寸により臍上4寸に取る。すなわち上腹部中央の白線上に取る。(胃の中央部と言う意味)

《筋肉》腹直筋
《血管》上腹壁動.静脈、浅腹壁動.静脈
《神経》肋間神経前皮枝および筋枝
《主治症》
胃の中央にあたる部位とされ、胃を治療する代表穴である。
胃は東洋医学では、現在の膵臓、肝臓、小腸などの消化吸収器官の全てを意味する言葉であると解釈しても良いくらい広範な意味をもっている。したがって中かんは消化器病、消化吸収器官機能を高めるときに有効なツボとして使われている。

【胃兪】
《部位》
第11胸椎棘突起下の外方1寸5分にある。
《取り方》
正座して第12胸椎棘突起を見定め、この下より外方1寸5分の所に取穴する。

《筋肉》
広背筋、下後鋸筋、脊柱起立筋
《血管》
肋間動.静脈
《神経》
胸神経後枝、肩甲下神経、肋間神経

《主治症》
消化器一般に効くがそのなかでも胃痙攣(神経性胃痛)また、急性胃炎から来る激痛には効果てきめんである。

このツボは背中、背面部にあるのでセルフケアといってもパートナーなどに押圧してもらったり、千年灸等してもらうと効果的です。

【梁丘】
《部位》
大腿の前面、膝蓋骨外上縁より上方2寸

《取り方》
足を伸張して膝に力を入れると膝蓋骨の上部に筋肉や腱がはっきり出ますが
その中央部は大腿直筋腱でその外方は外側広筋です。膝蓋骨の外上縁より約2寸上のところ、外側広筋の外方で少し窪んだところを押さえると少し痛む場所があります。
これこそが梁丘です。

《筋肉》
大腿直筋、外側広筋
《血管》
外側大腿回旋動.静脈
《神経》
大腿外側皮神経、大腿神経前皮枝
《主治症》
差し込むような突然の胃痛や、下痢の症状に効果がある。

今回は腹部、背部、大腿部の3つのツボをご紹介させて頂きました。

冷房で身体を冷やしてしまった。冷たい物の取りすぎだお腹を冷やしてしまって調子が悪い。

このような方には是非とも試して頂きたいツボです。

特に、千年灸等が良いと思います。

夏の暑さの体調不良。
続いては頭痛編を紹介したいと思います。

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