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院長ブログ

夏の日のむくみ(下肢編)

武蔵小杉駅より一分。

 

グリーン治療院の渡辺です。

 

毎日、暑い日が続いております。

 

皆様、体調はいかがでしょうか?

 

朝起きた瞬間から夜寝るまで、一日中クーラーの中で過ごす人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

コロナでリモートワークが当たり前の時代となりました。

 

通勤がなくなると言うことは他人と接触する機会も減り、コロナ感染のため危険度も減りメリットは多い事でしょう。

 

しかしながら、最低限の体を動かす時間を奪われてしまうことはデメリットでもあります。

 

コロナ太りや運動不足などなど体の変調に繋がっている人も多いようです。

 

中医学の基本的な考え方は「自然と共にある」事を何よりよりも大切にしています。

漢の時代に書かれた古典「黄帝内経   素問」には、このように記されています。

 

「夏は暑さを厭わずに汗を適度にかき、夏の日の入りが遅く日の出がはやきように、遅く寝ても早起きして草木が生い茂るように活動しエネルギーを発散しよう。もし、これが出来ずにエネルギーが内にこもってしまうと行き場のないエネルギーが熱となり体内で潤いを消耗し、秋になると空咳になる」

 

簡単に言ってしまえば、

夏の養生は先ずは早起きをして1日が始まり、直射日光は避けながらでも適当に汗をかいて熱をこもらせないことが、熱を発散することが大事と言うことです。

 

いかがでしょうか?

 

皆さん、発散していますか?

 

今日は、足のむくみについて特に膝より下「下腿」のむくみに効果的なツボをご紹介したいと思います。

 

足の浮腫みって、大体が膝から下ですよね。靴下の跡がクッキリとついてしまったり、夕方位の時間になると靴がキツくなってきたり、男女問わず何方にも思い当たりがあるのではないでしょうか。

 

 

今日は【地機】【陰陵泉】【水泉】と3つのツボをご紹介します。

 

 

【地機ちき】足の太陰脾経

 

《部位》下腿の内側、膝の下5寸、脛骨の後縁にある。

《取り方》脛骨内関節顆の下5寸の脛骨後際の陥中にあって、脛骨と腓腹筋の間に取る。伏在神経の経路である。

《主治》大腿神経痛、下肢麻痺、脚気、下腿水腫、消化不良、急性胃炎、大腸炎等々消化器系の疾患に良く効く。

《筋肉》ヒラメ筋、腓腹筋、長指屈筋、後脛骨筋、

《血管》後脛骨動脈、小伏在静脈、

《神経》伏在神経、脛骨神経

 

 

【陰陵泉いんりょうせん】足の太陰脾脛

 

《部位》下腿内側の上部、脛骨内側顆の直下の後縁の陥凹部にある。

《取り方》足を伸ばして指で脛骨の後縁をさすり上げていくと骨のわん曲部にいたって指の止まるところに取る。

《主治》胃腸炎、婦人科疾患、下肢浮腫等々

《筋肉》腓腹筋とヒラメ筋の間、縫工筋の停止部

《血管》脛骨動脈の分枝、大伏在静脈

《神経》伏在神経

 

 

【水泉】足の小陰腎経

 

《部位》足の内果後下方約1指横径、太けいの下1寸にある。

《取り方》太けいの下1寸で照海の後約1寸に当たる所で踵骨隆起の前方に取る。長母指屈筋腱の後縁に当たる。

《主治》婦人科疾患、膀胱系の急性症状、足の浮腫みや疲れ。

《筋肉》後脛骨筋、長母指屈筋腱

《血管》後脛骨動・静脈、内果動・静脈

《神経》伏在神経、脛骨神経

 

 

今年の暑さから身を守るには、先ずはクーラーの効いたお部屋で過ごす事ですよね。

そして、体操、ストレッチ、ウォーキングで身体を動かして程よく汗をかく事ですよね。

 

 

それでも、身体が重だるい、また、浮腫みが消えないなような症状がありましたらご相談してみて下さい。

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