お知らせ

こんにちは！
むさしこすぎグリーン治療院のやこです。

今回は、『自律神経失調症』についてブログを書いていきたいと思います。

皆さんはこのような症状が気になったことはありませんか？

○めまい、耳鳴りがする
○疲れやすい
○肩こり
○頭痛、頭が重い
○便秘、下痢などお腹の調子が悪い
○からだの末端などが冷える
○吐き気がする
○動悸がする
○なかなか寝付けない、眠りが浅い
○不安感がある

これらは日常的に起こりがちな症状だと思います。

このような症状でお悩みの方は、病院に行って検査をして病名がわかり、薬などで治療をして貰って、症状が治れば安心です。

ところが検査をしてもなかなか原因が見つからないことも多くあります。

このような症状は不定愁訴と言います。

不定愁訴とは、生活習慣やストレス、性格や基礎疾患などが絡み合って発症すると考えられています。

人によって様々な症状が現れますが、身体的な愁訴は自律神経機能に関係した症状が中心となっていることが多くなっています。

最近よく聞く『自律神経』ですが、自律神経の働きを正確に確かめる検査がないため、原因の特定は難しくなっています。

またこの症状たちの背景には、様々なストレスや生活習慣など、その人それぞれに原因が様々なので量れない要素が多いのも西洋医学での特定が難しい要因となっています。

検査結果で『異常無し』と言われてしまうと、『気のせい』、『大げさ』と周囲から見られてしまったり、原因がわからないことでより強く不安を感じてしまい、さらに苦しい思いをしてしまう方もいます。

・自律神経とは

自律神経とは、

①交感神経
②副交感神経

の２つで成り立っています。

①交感神経

主にからだを活動させるための神経です。
日中に活発に働く神経で、血圧や体温を上げて仕事やスポーツなどのパフォーマンスを上げてくれます。

②副交感神経

主にからだをリラックスさせる神経です。
夜休む時に優位になる神経で、からだと心を休めて回復モードにしてくれます。

この自律神経は『自律』なので、筋肉を動かしたりする神経とは違い、自分の意思とは無関係に働いてくれます。
からだのの状態を、それぞれの環境や状況の中で良い状態を保ってくれます。

例えば、暑い時に汗をかいて体温を下げてくれる、ご飯を食べた後に消化器の働きを活発にしてくれる、ホルモン分泌のバランスをコントロールしてくれるなど、生きるためにとても大切な役割を果たしてくれています。

なので自律神経が乱されると、全身の様々な箇所、特にその人の特に弱い部分に症状が現れてしまいます。

・自律神経が乱れる原因

自律神経のバランスが乱れる、直接の原因はまだ特定できていないと言いますが、主にストレスや生活習慣が影響しています。

現代を生きる人々のからだは、過去に人類が経験したことのないものすごいストレス社会です。

仕事や家族関係、スマートフォンやテレビを通して膨大な情報に晒さている、昼と夜の区別がつかないような環境での暮らし、季節感のない食生活、四季を問わない空調の使いすぎ、、、

これら以外にも様々なストレスに晒され続けると、からだの弱い部分が悲鳴を上げても仕方がありません。

しかしその生活の乱れやストレスによるからだから発せられるサインが自律神経失調症です。

東洋的に自律神経を考えると、自然のリズム、自分らしくいるために調整してくれているのが自律神経です。

自律神経失調症は全身に様々な症状が出るので、もちろんその一つ一つも大切なのですが、その人のからだ全体、その体が出してくる欲求を見て判断していきます。

東洋医学では、神経を管理しているのは『肝臓』と言われています。

肝臓に負担のかかるものとして、

○気の不足

働きすぎ、気の使いすぎ、睡眠不足

○血が汚れている

働きすぎ、遅寝、油物の過食、お酒の飲み過ぎ、薬、添加物

○緊張しすぎ
運動不足、ストレス、カフェインの摂りすぎ

○自然のリズムと合わないこと
朝寝坊、運動不足、空調の過度な仕様、朝の過食

などがあります。

これらに心当たりのある方は、無理なく調整できるものからやってみると、少しずつからだは整っていってくれます。

肝臓を整える事として、のびのびして巡らせるようなことがおすすめです。

例えば、からだを温める、よく笑う、からだを動かす、大きな声を出す、深呼吸をするなどです。

気が増えて、巡りが良くなるように生活しましょう！

1人ではなかなか整わない、難しい、という方は治療家などを上手く使ってみてください🍀