2022.06.22
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頭痛について

頭痛について

こんにちは!

むさしこすぎグリーン治療院のやこです(^^)

最近の世間のニュースは、コロナやら戦争やら円安やら、、、

暗いものばかりで嫌になって来てしまいますね😭

お天気も梅雨入りして不安定な日が多く、体調がなんだか優れないという方も多いかと思います☂️

その中でも最近特に多い症状として、『頭痛』にお悩みの方も多いかとおもうので、今回は頭痛について書いていきたいと思います。

ひとことに頭痛と言っても原因は様々で、いまだに明らかになっていないものも多くあります。

頭痛は大きく分けると2つに分けられます。

①一次性頭痛

一次性頭痛は片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、三叉神経(さんさしんけい)、自律神経性の頭痛などに分けられます。

こちらは鍼灸治療の対象となる症状です。

②二次性頭痛

こちらは脳血管障害や脳腫瘍など、生命に関わる重篤な疾患が含まれます。

突然激しい頭痛を発症し、意識障害を伴うものは、くも膜下出血を疑います。

また徐々に進行、悪化するようなものは、脳腫瘍や髄膜炎、急性副鼻腔炎を始め、眼、耳鼻などの二次性頭痛を疑います。

二次性頭痛は、症状が強く出ることが多いため、あまり鍼灸院にいらっしゃることは少ないです。

もし二次性頭痛が疑われる場合は、診断の遅れが生命の危険を及ぼす可能性があるため、施術は行わず、速やかに専門医へ紹介いたします。

・鍼灸適応となる主な頭痛

主に片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛、自律神経性の頭痛は鍼灸の適応となります。

これらの原因は様々なものが考えられますが、脳血管障害などのはっきりとした原因がない頭痛のメカニズムは、いまだに詳しく分かっていません。

しかしながら、身体的、あるいは精神的なストレスにより、頭部の感覚を支配する三叉神経が過敏な状態になります。

またストレスにより筋肉が収縮すると、血流が悪くなり、発痛物質が発生し痛みが起こると考えられています。

・鍼灸適応外の頭痛

①くも膜下出血

この頭痛の特徴は今まで経験したことのない突然の激しい強烈な痛みです。

悪心、嘔吐、意識障害を伴います。

②脳腫瘍

脳腫瘍は全て頭痛が発症するやけではなく、約1/3〜半数に見られると言われています。

進行性で、増悪していく頭痛です。

③髄膜炎

くも膜下出血と鑑別を要する頭痛です。

頭痛は必発で、後頭部から頸部にかけての激しい頭痛を認め、悪心、嘔吐、発熱がみられます。

ひどくなると意識障害、痙攣が加わります。

④急性副鼻腔炎

こちらの特徴は、2週間ほど前にかぜしょうじょうがあり、その後良くなった。そのあと、2〜3日前から前頭部、たるいは上顎部に痛みが出るのが特徴です。

腫れ上がるような痛みで、ズキズキと悪化していきます。

・東洋医学からみた頭痛

東洋医学と聞くと、ご存知の方は陰陽五行が思い浮かぶかと思います。

しかしながら、それらの基本にあるのは全て『気』の考えがあります。

その『気』の質を2つに分けたものが陰陽、5つに分けたものが五行となります。

なので、東洋医学は『気』の医学なのです。

その辺りの説明はまた長くなってしまうのでまた今度書こうかなと思います😅

その気が、本来あるところよりも上に上がってしまうことで頭痛が起こる原因の一つと考えます。

それは環境の変化や日常生活、とくに食事や呼吸、そしてストレスなど、様々な原因があります。

それらの原因を突き止めることで、根本的な施術を目指します。

最近の患者様の例ですと、数年前から頭痛が強く、ひどい時は吐き気もするという方がご来院しました。

詳しく話をお聞きすると、ちょうど頭痛がひどくなり出した時期と、マンションの高層階に引っ越しをされた時期が重なることがわかりました。

患者様ご自身も、症状とそのご自身の生活の変化をリンクして考えていなかった、と驚いていました。

本当に様々なストレスを、人間のからだは感じ取って、それをサインとしてわかりやすく症状で出しているんだなあと痛感しました。

生活の中でなかなか変えられない事もありますが、食事や呼吸のエクササイズなど、出来ることから少しだけでもからだに優しくするだけで、からだの調子は改善していくと思います。

簡単に『気』を下に下ろすやり方を紹介すると、、、

・片足立ち

・足湯

・青竹踏み

・ウォーキング

などがあります。

原因に対してアプローチしないと、だんだん薬が効かなくなってくるので、薬が増えたり飲む頻度が短くなったり、薬自体が強いものになったりしていきます。

もしご自身でケアしきれない症状がありましたらご相談ください🍀

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