首肩のこり
肩こり・首こりとは、主に悪い姿勢やストレスなどによって、肩周りや首周りの筋肉が緊張し、血液の循環が悪くなります。すると、老廃物や発痛物質が溜まって痛みやだるさなどが起こります。
日本人は欧米人と比べると、頭の大きさの割りには、首から肩の骨格や筋肉が華奢にできているため、肩こりを起こしやすいと言われています。
原因
肩こり・首こりの原因には、様々な要因があります。
長時間同じ姿勢による筋肉疲労・血行不良、
冷え、眼精疲労、運動不足
1日中デスクワークをしていたり、長時間にわたり自動車の運転をしていたり、同じ姿勢を取り続けると、首や肩の筋肉が疲労し、硬くなってしまいます。
姿勢が悪くなると、一部の筋肉に負担がかかり、その筋肉への血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。すると神経を圧迫し、首肩こり、ひどい場合は頭痛に発展してしまいます。
また、長時間のデスクワークやスマホの見過ぎなどで眼を酷使し、ドライアイから眼精疲労に繋がり、肩こりの原因になることもあります。
背骨・骨盤のズレ・
身体の歪みによる神経圧迫
頭から首・肩にかけて流れる神経は、背骨に沿って流れています。
そのため、姿勢の悪さなどから、背骨のバランスにズレが生じると、そこを流れる神経を圧迫し、慢性的な血行不良の原因となり、肩こりへ発展します。
精神的なストレスによる自律神経の悪化
精神的なストレスも筋肉の凝りや血流不足の原因となります。これが続くと、神経の圧迫、そして自律神経のバランスが乱れてしまいます。
内臓機能低下による影響
内臓も筋肉と同様に、日常の疲労や食生活などの日常生活によってストレスを受けます。
この内臓が、疲労したり機能が低下したりすることによって、内臓周辺の組織や筋肉に影響があり、そこで痛みや痺れを感じることがあります。
また、内臓と関連する「椎骨」と呼ばれる背中の骨の変異から内臓機能が低下して、肩こりとなる場合もあります。
このように、原因が様々であり、痛みやこりが生じている場所と原因のある場所が異なるケースが多くあります。
また、これらが複合的な原因となって症状を引き起こすことが多くあります。
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整形外科での治療
・痛み止め(鎮痛剤)、湿布の処方
・筋肉の緊張を和らげる筋弛緩薬の処方
・ブロック注射(痛みがひどい場合) -
整骨院での施術
・患部への電気療法、温熱療法、手技療法
・ストレッチなどの運動療法 -
セルフケア
仕事や運動の合間に適当な休憩を入れ、軽い運動やストレッチを行い、筋肉をほぐし、血液が流れやすくなる状態にすることが大事です。また、普段からウォーキングなどの運動、ストレスをためないことも予防につながります。
当治療院の施術
患部のみの対処療法で終わらせず、原因となっている場所に直接アプローチし、痛みや症状の原因を改善します。
また、肩こりは生活習慣によるところが多いので、ライフスタイルや姿勢の改善など、アドバイスを行います。
患部だけの対症療法だけではなく、原因となる筋肉へのピンポイントな施術(鍼灸、マッサージ指圧)により血行を促進し、症状の改善を図ります。
骨格のゆがみ・ズレの改善を図ります。
また、仙腸関節はほとんど可動性はありませんが、調整することで症状の改善が期待できます。
自律神経は、背骨の間から左右に出てきます。
背骨周りにある脊柱起立筋や靭帯などの軟部組織の緊張が強くなると、自律神経を圧迫してしまいます。
背骨、その周りの筋肉の調整によって自律神経の乱れを整えます。
自律神経を整えることでホルモンバランスを整え、自然治癒力の促進と症状の改善を図ります。
診療案内
- 平日・土曜
- 9:00~20:00※19:30(土曜のみ17:30)受付終了
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