2021.05.11
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リモートワーク症候群 ~腰痛編~

リモートワーク症候群 ~腰痛編~

今年のゴールデンウィークも我慢のゴールデンウィークでしたね、、、

しかしながら、流石に昨年程の効力は全然働きませんでした😭

昨年より怖いウイルスの変異型に移り変わろうとしているにも関わらず全国の観光地には人が押し寄せていました💦

東京を含む首都圏は三回目の緊急事態宣言が発出され延長の措置が取られました。
今後も更にリモートワーク推進が加速するものと思われます。

リモートワークの方々は、この一年で自宅の仕事環境も充実してきているものと思います。

ニトリ等でもリモートオフィスセットのような商品も売り出されております。
これからはいかに快適な自宅オフィス空間をつくれるか、そんな時代になりそうです。

しかしながら、オフィスと自宅では何か違うと思われていることでしょう。

おそらく、会社では周りの目や常識的な事もあり姿勢良く仕事に取り組んでいるものと思われますが、自宅では基本的に自由ですよね。

姿勢が悪い状態でPC作業についていませんか?💻

いつもより長い時間同じ姿勢になっていませんか?

毎日の通勤で歩いていた時間と同じ時間、歩かれたり運動していますか?

グリーン治療院にご来院される方、特に『腰痛』でご来院される方のほとんどの方が上記の三点に当てはまるようです。

一口に腰痛と言いましても人それぞれですよね!

前屈みになると痛い人。

身体を後ろに反ると痛い人。

身体をひねったりねじったりすると痛い人。

寝返りをするだけでも痛い人。

本当に痛みも人それぞれです。

しかしながらグリーン治療院にご来院される『リモートワーク症候群』で腰痛に悩む人にはある『共通点』があります。

そのリモートワーク腰痛の特徴の一つ目が、

『椅子から立ち上がる瞬間に腰が伸びないパターン』です。

でっ尻と言いましょうか、後ろ腰と言いましょうか。さっと立ち上がる事が出来ない痛みです。
このような訴えの方は頸から背中、肩甲骨の間あたりの筋肉の緊張がとても強く背中がパンパンに張っています。
痛いのは腰なんだけど、硬いのは『背中』と言うパターンです。

リモートワーク腰痛の二つ目の特徴しましては、

夜、お休みになるときにベッドに横たわりますよね。
仰向けになった時に腰が布団にピタッとついていない感じがあることです。

これでは、夜の安眠も妨げられてしまいます。

このような症状に身に覚えがあるかたはリモートワーク腰痛かもしれません!

今日はそのような方に対してグリーン治療院にて施術する際に使うツボを紹介させて頂きたいと思います😊

腰や背中のツボなのでご自分で押圧するのは難しいかもしれませんが、とても効果的なツボです。

【肝兪】

今回のリモートワーク腰痛では背中の緊張が強いのが特徴です。背中のツボですと言えば肝兪です。そのくらい有名なツボです。
《ツボのとり方》
背部にあり第9胸椎棘突起下の外方1寸5分にある。探って太い筋肉の上に取穴する。
《筋肉》広背筋、脊柱起立筋

《血管》肋間動、静脈

《神経》

胸神経後枝、肩甲下神経

【腎兪】

腰が痛いときに手を腰に当てますよね。大体あの辺りです。腰痛と言えば腎兪と言っても間違いないツボです。腎兪は腰部で最も動く場所でもあるんです。
《ツボの取り方》
うつ伏せになって、左右腸骨稜の最上縁を結んだ線の第4:腰椎棘突起に当たるのでその二つ上の第2腰椎棘突起の両側1寸5分に取穴する。
《筋肉》

胸腰筋膜、下後鋸筋、脊柱起立筋

《血管》

腰動、静脈

《神経》

腰神経後枝、肋間神経

【次髎】

リモートワーク腰痛は長い時間を座位でいる事から骨盤周囲の筋肉がカチカチになってしまうことが多いですね。

《ツボの取り方》

第2後仙骨孔に相当する部位で、後上腸骨棘の内下方約3、4分のところにスジのようなものが感じられ、強く押さえると孔のようになっているところ。

《筋肉》

胸腰筋膜、脊柱起立筋(仙棘筋)

《血管》

仙骨動・静脈、上殿動・静脈

《神経》

仙骨神経後枝

今日はリモートワーク腰痛に効くツボを紹介しました。

出来ればセルフケアとして自分で気軽に押せたり、お灸をしたり、そんなツボを紹介していきたいのですが、腰痛に関してはやはりバックサイド(背中面)になってしまいますので、パートナーに押してもらったりなんかでも良いかもしれませんね。

今日、紹介した腰痛の症状以外リモートワーク腰痛の方の主訴としては足の疲れ、足の浮腫み、足がつる、と言う主訴が多く聞かれます。

次回は足の症状等があるときに良く効くツボを紹介したいと思います。

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